ディズニーランドの経営が大丈夫なのか?
ディズニーランドが2月の終わりから閉園になっていますね。
私も娘を連れてたまに行きますので、とても寂しい気持ちでいっぱいです。
エンタメ業界である以上は、コロナウィルスの影響を最も受けやすいのでとても心配な気持ちになりました。
特に、香港の代表的なテーマパーク「オーシャンパーク」は倒産の危機にあると報じられているので、「ディズニーランド、もしかしたら潰れちゃうんじゃないの?」と心配になったので、少し調べてみました。
オリエンタルランドの経営は磐石!
心配は取り越し苦労でした。
オリエンタルランドの経営はとても盤石です。
手元キャッシュは売り上げがまったく立たなくても1年間はもつそうです。
まったく入場料が入らなくて1年間も経営がもつなんてすごいですよね。
オリエンタルランドは、コロナウィルスの問題が出る前から感染症のリスクについて考えていたようです。
1995年に起きた阪神大震災に強い危機感をもったオリエンタルランドは、首都圏直下型地震や感染症のリスクを常に念頭に置いた安定した経営をしています。
その方法の1つとして、ディズニーは入場料・グッズ販売以外の収入があります。
テーマパークでは、お客さんを飽きさせないために定期的にアトラクションの入れ替えをしないといけませんよね。
ディズニーランドは定期的にアトラクションの入れ替えを行い、開演以来入場者数をずっと伸ばしています。
このアトラクションの入れ替えにはものすごいお金がかかると想像されますが、ディズニーランドは、設備投資のためにスポンサーを募っているんです。
ビックサンダーマウンテンには第一生命、スプラッシュマウンテンには花王のロゴが入っているのはご存知でしたか??
ちなみに第一生命や花王は1度もスポンサーを変わったことがありません。
つまり、ディズニーランドは超安定的なスポンサーをもっているということです。
このように収益を入場料だけに頼るのではなくスポンサー制度を採用していることもディズニーランドの経営が安定している大きな理由なんですね。
オリエンタルランドの株価
コロナの影響で下がってはいますが、思いのほか下がっていなかったので安心しました。
やはり投資家にしっかり評価されている証拠なんでしょうね。
引用:Yahoo!ファイナンス
投資も長期目線で投資先を見ることが大事
今回ディズニーランドについて調べてみて、改めて投資家は投資先の経営を先まで見ることが大切なんだと改めて思いました。
攻めの姿勢も大切ですが、守りをしっかりしているからこそディズニーランドの経営は安定しています。
このような企業の経営方針を見ることで、ギャンブルではなく地に脚の着いた投資になるのかなと思います。