三菱銀行が店舗4割削減!銀行の未来とは?
三菱UFJ銀行が店舗数を4割減らすこと、つい最近話題になりましたねー。
三井住友銀行も、全体の7割の店舗を小型店舗にすると発表しました。
メガバンクが店舗を削減することの意味はどのようなことがあるのでしょうか?
銀行の将来は暗い
銀行の未来は、正直だいぶ暗そうです。
つい最近まで就職人気ランキングで常に上位だった銀行の未来が暗いだなんて世の中なにが起こるか分かりませんねー。
理由は3つあるらしいです。
金利が低い
2016年にマイナス金利が導入されて以来4年が立ちました。
金利が低くなると、「預金金利も低くなるので銀行からすると、持ち出しが少なくなるのでいいことじゃない?」って思っていました。
しかし、よくよく考えると、企業にお金を貸す金利も低くなることになりますよね。
金利が高ければ企業の信用力によって幅のある金利施策をとることができますが、そもそものベース金利が低いとそのような調整ができないので銀行の収益を圧迫しちゃうんですね。
個人資産運用分野で稼げない
10年くらい前までは個人資産運用の分野は銀行にとって大きな収益源だったそうです。
でもメガバンクの投資信託とかって手数料が高いイメージがありますよね。
特に若い人は手数料に敏感なので資産運用は、ネット証券を利用してますよね。
私もネット証券を利用しています。ネット証券が台頭してきたことで銀行は以前のように個人資産運用分野では稼げなくなってきたようです。
フィンテック
金融とITを結び付けた、フィンテック技術の台頭によって銀行の店舗に行く必要ってほとんどないですよね。
振込も定期預金の作成も、ネットバンキングでできるのでわざわざ銀行店舗に行く必要ってないと思います。
しかも、振込手数料って銀行店舗で行うとめちゃくちゃ手数料が高いですよね。
他行あての振込の場合、なんと880円も手数料を取る銀行もありますし、、。
それが、ネットバンキングで行えば200円くらいなので大きな差ですよね。もはや銀行店舗で手続きをすると損をしてしまうようになっているのです。
未来はだれにも予想できない
ひと昔前まで、銀行の未来が暗いなんてだれも想像していなかったと思います。
しかし現在では、銀行の未来が明るいって考える人は少ないと思います。
まさに一寸先は闇ですね。これは資産運用を行う際にもいえますよね。
誰も今回のコロナショックを予想していなかったと思います。