コロナショックとトルコリラショックで思ったこと

カズマ
カズマ
かわらずコロナウィルスが猛威を振るっていますね。緊急事態宣言が5月31日まで延長するようです。

 

私もそうですが多くの方が、経済的なダメージをうけていますよね…。

 

コロナウィルスがいつ収束するかはわからないので恐怖はつのるばかりです。

 

しかし、今後どのような投資が有効なのかを知るために、過去に起きた経済危機について理解することは大切なことだと思っています。

 

そこで、トルコリラショックについて簡単に考察してみました。

コロナウィルスが収束した時に経済がどのようになっていくのかわかりませんが、何らかの知恵として生かせるようにしたいですね。

 

トルコリラショックについて

トルコリラショックは、2018年7月に起きたトルコリラの暴落で、最近起きた、経済ショックなので覚えている方も多いと思います。

 

そして、トルコリラは、金利が非常に高いのでFXでも非常に人気のある通貨です。

トルコリラショックが起きた理由は、端的にいうとトルコがアメリカと喧嘩です。

 

トルコリラショックの要点を整理してみると、

 

  1. トルコは、トルコのエルドアン大統領のクーデター未遂の嫌疑でアメリカ人牧師を拘束。
  2. アメリカ人牧師の釈放をトランプ大統領が何度も要求したがトルコは無視し続けた。
  3. これにトランプ大統領が激怒りし、トルコに対する関税を2倍に。
  4. ③の経済制裁が影響し、市場で一斉に売られたことでトルコリラは急落。

 

トルコリラショックの大きな流れはこんな感じです。アメリカを怒らすと怖いですよねー。

 

トルコリラショックの影響

 

トルコリラショックのときのトルコリラ/円は、1日で約14%下落した日もありました。トルコリラでFXをしていた方・・・・。お気の毒に・・・。

引用:TradingVIew

また、多くの新興国通貨にも影響を与えており、例えばアルゼンチンペソは、対ドルで30%以上下落したようです。

 

しかし、トルコリラショックは新興国通貨には大きな影響を与えましたがドル円などの主要通貨ペアにはさほど大きな影響はありませんでした。

 

新興国通貨での運用はやはりリスクがありますね・・・

 

コロナショックの影響

引用:TradingVIew

コロナショックが顕在化してから、トルコリラは対円で過去最安値を更新してしまいました。

 

ドル円に関しては、一時大きく円高になりました。しかしすぐに円安に戻りました。

 

トルコリラショックもコロナショックも新興国通貨において大きな影響があったことがわかりますね。

 

トルコリラがぶれすぎて、改めてハイリスクハイリターンの商品なんだと実感しました。

カズマ
カズマ
やっぱり投資は守りとして王道の商品と攻めとしてリスクのある商品を、分散させて長期投資した方が良いと改めて思いますね。

ぼやき

Posted by kazuma