コロナショックとリーマンショックの関係
今回のコロナショックを見てリーマンショックについて思い出しました。世界的な金融恐慌は過去に何度もありましたが、やはり印象が強いのはリーマンショックです。
景気が後退すると何となく恐怖感が・・・・
知らないというだけで恐怖が増すので、知って安心するために、今回はリーマンショックとコロナショックについて考えてみます。
コロナショックの株価と為替の動き
まずは、コロナショックの時の株価と為替の動きについて整理してみます。
引用元:TradingView
日経平均株価
2020年1月に2万4,000円台まで回復しました。
しかし、その後コロナショックの問題が起こり3月19日には1万6,000円台まで株価は下落しました。
NYダウ
2020年1月に過去最高値である2万9000ドル台をつけましたが、こちらもコロナショックの問題が起きた2020年3月23日には1万8000ドル台まで下落しています。
為替
米ドル円は、年初来から1ドル110円前後で動いていましたが3月9日には一時101円台まで円高ドル安になっています。
ただしドル円に関しては、3月20日に一時111円台まで回復し、現在も107円から109円台で動いています。(2020/04時点)
リーマンショックの時の株価と為替の動き
リーマンショックが起こったのは2008年9月です。
引用元:TradingView
日経平均
株価はもともと約14,000円でした。
しかしリーマンショックの影響は非常に大きく日経平均は7,000円を割ってしまった事もあります。
NYダウ
やはり大暴落しリーマンショック前は12,000ドル台でしたが2009年3月には6,500ドルを割っています。
為替
リーマンショック発生時は100円台でしたが1時80円台まで落ちています。
振り返ると・・
日経平均がリーマンショック前の水準に回復したのはアベノミクスが始まった2012年でした。
約4年かかった事が分かります。NYダウもリーマンショック前の水準に回復するまで約2年かかっているようですね!
今回のコロナショックはいつ回復するのか?
今回のコロナショックは、リーマンショックの時とは違い経済・金融事情が悪くて起きたものではありません。コロナウィルスという外的な要因で起こった金融危機です。
いつ回復するかは分かりませんが、コロナウィルスが早く収束すればV字回復する可能性もあるとみる専門家もいるようです。
事実を数字で整理してみると、リーマンショックと比べるとまだ、下落幅が狭いので、、、、、個人的には少しだけ希望が出てきました。
やっぱり長期投資が強い
過去に様々な金融危機はありましたが下落したまま回復しなかった事はありません。
今回コロナショックがどうなるか分かりませんが、どこかのタイミングで回復してくるでしょう。
その時にこれだけ下落したタイミングで株や為替を買う事ができる事はやはり長期投資の強みだと思います。
これからもコツコツ長期で投資をしていくしかないですね~